2026/11/02 14:10
ニッキー・ミナージュがドナルド・トランプ米大統領の選挙遊説に参加してから1週間後の現地時間2026年10月31日、米人気深夜番組『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)がハロウィン回のコールド・オープンでこのラッパーのトランプ支持をパロディにした。
キャストのサイダ・ベロ=オサジーがミナージュを演じ、コント終盤にジェームズ・オースティン・ジョンソン演じるトランプ大統領が自身のムーブメントへの彼女の忠誠心を称えているところへ勢いよく登場した。ベロ=オサジー扮するミナージュは、「トランプが無双してる。無双して葬ってるのは私のキャリアだけど」と言い放った。このコントでは、彼女がトランプ政権の次期ホワイトハウス報道官候補という設定にもなっていた。
このパロディは、10月25日に米ミシガン州ポートヒューロンで行われたトランプ集会へのミナージュの登場をそのまま題材にしている。彼女はこの時、大統領専用機エアフォースワンでトランプに同行し、11月3日の中間選挙を前に共和党候補のマイク・ロジャースとジョン・ジェームズへの支持を表明した。集会中に大統領はミナージュを観衆の前に立たせて彼女の容姿について言及しており、コントではジョンソン扮するトランプがこの話題について立て続けにジョークを飛ばす形でこの場面をネタにした。
報道官のギャグにも現実の元ネタがあった。エアフォースワンでの移動中、トランプのスタッフがミナージュを同職の候補として持ち出し、トランプは後に『ザ・ベニー・ショー』で”いいアイデアだ"と語り、"検討してみる"と付け加えた。またミナージュは、トランプから自身の"お気に入り"と呼ばれた後、"離れるつもりはない"と述べている。
コールド・オープンは、低予算のハロウィンお化け屋敷アトラクションに乗るという設定で、グレース・ライターとジェレミー・カルヘインがデート中のカップルを、キーナン・トンプソンが死神のガイド役を演じた。続いてトム・ハンクスが、2016年に同番組で初披露した風変わりなキャラクター、デヴィッド・S・パンプキンズとして登場し、踊るガイコツの相棒としてマイキー・デイと元キャストのボビー・モイニハンが脇を固めた。コントでは、これがこのキャラクターの3度目の登場だと言及されていた。
しかし、このくだりが盛り上がる前に、ジョンソン扮するトランプが場面を止めて打ち切ってしまった。彼は観客に向かって、「4分節約してやろう。こいつが何度も飛び出してきて、乗客を困惑させる。以上だ」と告げ、さらに自身をパンプキンズになぞらえて、「我々は2人とも2016年に登場した。2人ともすごくうるさくて、すごくオレンジだ」と語った。その後、中間選挙を前にした共和党の世論調査について不満を並べたところで、ベロ=オサジー扮するミナージュが登場した。
ミナージュはこのスケッチについて公にコメントしていない。彼女は今も米ビルボードのチャート史上最も成功したアーティストの一人だ。2018年には女性として初めて米ビルボード・ソング・チャート"Hot 100"に100曲を送り込み、女性ラッパーとして最多のTOP10入りの記録も保持している。2020年にはドージャ・キャットとの「Say So」のリミックスで、女性ラップ・デュオとして初めて同チャートの首位を獲得した。
この回のホストを務めたのは『オブセッション』で主演したインディ・ナヴァレッティで、今回が初のホスト出演となった。音楽ゲストはグレイシー・エイブラムスで、2024年12月のデビュー以来、2度目の『SNL』出演となった。彼女は10月29日に新シングル「Here You Come, There You Go」をリリースしたばかりで、3rdアルバム『ドーター・フロム・ヘル』を引っ提げ、12月2日にデンバーで開幕するアリーナ・ツアー【ルック・アット・マイ・ライフ】を控えている。
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